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2012.11.29  信じたい
 やっぱり、眠れません。
 喉に刺さった小骨のように引っかかってアノ件です。


 御神木が各地で枯れているそうです。 「さもあらん」
 2本を550万で売ったそうな。  「そんなに高いのかい?」
 ですが根元に数ミリの穴があいている跡が発見。  「なんのため?」
 ドリルで人為的に開けられ枯葉剤の注入が確認できた。  『?』

 NHKで取り上げてました。  続きの詳しくはこちらをクリック。

 悲しい。寂しい。 サモしいですね。 言葉を失いました。
 何も出来ない怒り心頭のグチボヤキを鎮めるにはファンタジーを語ろう。
 


     『 淋として五月雨 』   by yuuji

 その昔の大昔、川を挟んだ両岸で二本の木が芽を出した。
 毎日々、おたがいを観め合い、風に乗せた言葉で語り合う二本の木。 
 ある日の暴風の爆雨の中、二本の木はお互いに支え愛たいと叫べど大地を動けぬ二本の木には足がなかった。宿命といえど移動することが出来ぬ二本の木は「成長」することしかお互いが寄り添えぬ事に気づき嘆いた。
 それから十年・百年・千年と大地に根を張り、浅はかな人類の歴史をジッと見詰め、成長を続けていった。  そして、やがて。 いつのころか、ニ本の木は河の流れすら曲げる大樹に育ち『夫婦神木』と崇められるようになったとさ。


 そして、こんな曲を聴きながら眠りにつきたい。

      

   蛇足的オマケの歯ぎしり。
 この「悲しくてやりきれない」はサトウハチローさんの詩です。
 作曲は「トノバン」という愛称で呼ばれた加藤和彦氏です。
 この作曲秘話です。 (フォークルファンなら誰もが知っているが)
 2枚目のシングル曲として予定されていた「イムジン河」が発売自粛となったため、それに代わる曲として制作された。加藤が「イムジン河」のメロディを後ろから逆にたどっている間にひらめいたといわれてます。
 その加藤も3年前に自選死しました。

 あっちもこっちも「悲しくてやりきれない」
 でも、溢れ流れる涙の温かいことを信じて・・・・・


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