映画『柘榴坂の仇討』を観てきました。
 泥臭い「不条理の理」を期待したが(原作浅田次郎短編であり、ハナから無理と判っていたが)本編ではテーマは「生きる」でした。

   

 切腹を許されず、「逃亡した浪士の首ひとつでも挙げてこい」の御下命に13年も追い続ける武士。 そして、運命の対決・・・
 ラストは想定される中で、最も無難で安直なものだった。

 「本懐を遂げてこその武士ではありませんか」の13年前の妻の一言はなんだったのであろうか?
 たとえ、心が痛むような結末であろうと“武士の矜持”を貫いてほしかった。と望むのはオイラだけか・・・
 まぁ、()で書いたように原作が原作であり、今どきを生きる現代人には「死の選択」より「明日を生きる」が重要でありすばらしいことなのであろう。

 しかし、オイラブログ「廣木松之助の墓参」に行った時にも思ったのだが、「死の選択/自選死」を否定するような風潮が定着すると、先の大戦においての特攻・玉砕や民間人の巻き添えすらも理解できない時代になるのでは?と危惧するオイラです。


   DASOKU  「2012.03.28  平成が替わろうとしているが・・・??」



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