1960年結成でアメリカ生まれのポップスグループであるフォー・シーズンズの栄光と挫折・分裂と一夜限りの復活。
 1990年にロックの殿堂入りした伝説?の映画化である。
 と、書き出せば単なる懐かしのヒットメロデェー&バンド映画ですが、オイラの注目は監督です。

   

 1930年5月31日生まれのクリント・イーストウッド、33本目の監督作品。
 演技中にいきなりカメラ目線で見る者に語りかけるという演出やエドサリバンショーではテレビカメラに本人当時のショットを挟みこんだりのニクイまでのカット割りに脱帽。
 60年代のオールドカーを100台集めたり、クラブライブやコンサートなど、FSXを使っているのだろうが手の込んだ(金をかけた)さりげなさが光った。
 さらに、過度に誇調することも無くサラリとした演出が実にイイのだ。
 アメリカらしいファミリー賛歌であり、クリント自身の等身大のミュージツクオマージュなのではなかろうか・・・・・

 オイラのクリントはマカロニウエスタンでありダーティハリーであった。 監督としては『許されざる者』であり硫黄島2部作であった。
 しかし、改めて調べてみると、『マディソン郡の橋』『ミスティック・リバー』や『ミリオンダラー・ベイビー』も手掛けていたとは(オイラが無知だけなのだが)驚きだった。
 さらに、1988年ジャズサックス奏者チャーリー・パーカーの音楽と生涯を描いた伝記『バード』を監督していた。 その上、他作品では演奏や作詞作曲の音楽担当までこなしていたとは知らなかった。

 そんなこんなを調べてみれば、齢84にしてのこの『ジャージー・ボーイズ』はセピア色ではなくイーストマンコダックフイルム使用が納得できる作品であった。



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