戦争映画であって戦争映画でない戦争映画を見てきました。
 クリント・イーストウッド監督『アメリカン・スナイパー』(132分)

   

ストーリー:イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)。スナイパーである彼は、「誰一人残さない」というネイビーシールズのモットーに従うようにして仲間たちを徹底的に援護する。人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。

 エンディングの車列を見送る人・人・人 流れるメロディー
 延々と5分も写しだしていただろうか? 
 実写が消え、スタップロールに変わる。
 メロディーも消え、無音の沈黙に横文字だけが流れる。

 「戦争」を描いた映画ではありません。 感じてほしい映画でした。


 その昔、人を殺す斬る道具を日常的に持つことを許された階級の人々がいた。 切り捨てが許された特権階級であったが「自分を律する」心構えと行動が必要とされていた。
 銃を持つ自由が憲法で保障されているアメリカにおいて、建国以来ズーと闘い続けてきました。
 「祖国と正義」の元、今日も鉄砲の引き金を引いてます。
 オイラには理解しがたい現実です。


 クリント・イーストウッド監督は太平洋対戦・硫黄島二部作で米・日両方からの攻防戦を描きました。
 昨年の『ジャージー・ボーイズ』ではセピア色の良き時代を鮮やかなイーストマンコダックカラーで蘇らせてくれました。
 1930年5月31日生まれの元気爺さんの次回作が楽しみである。


   DASOKUTEKIOMAKE

 原作はイラク戦争に4度従軍したクリス・カイルが著した自伝『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』でした。
 Wikipediaによると、 1974年4月8日生まれのクリス・カイルは・・・
 2013年2月2日、PTSDを患う元海兵隊員エディー・レイ・ルース(当時25歳)の母親からの依頼で、同じく退役軍人のチャド・リトルフィールドと共にテキサス州の射撃場でルースに射撃訓練を行わせていたところ、ルースが突然カイルとリトルフィールドに向け発砲、両名は撃たれたことで死亡した。
 ルース容疑者の父親は取材に対して、ルース容疑者の幼少期から撮っていた写真や海兵隊に入隊した際に誇らしげにしている写真を公開し、遺族に対する謝罪をすると同時に、息子を失い生活が崩壊してしまったことや息子が戦争で精神を病み帰国後別人になってしまったこと、息子が死刑を望んでいること等を明かしている。
 エディー・レイ・ルースの裁判は2015年2月に始まる予定となっている。




 
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