2015.09.16  天と地
 1990年、角川 春樹氏は48歳だった。
 映画と書籍を同時に売り出す方法は「角川商法」などと言われ、いわゆるメディアミックスの風雲児としてもてはやされた。
 自己主張のカタマリである彼が製作総指揮監督として公開した映画『天と地』は前売り券映画と呼ばれ作品の評価意外で話題となりました。

   

 全く合成を使わず何万ものエキストラが縦横無尽に動く迫力ある映像は無駄に勇壮華麗・壮大なロケーション映画でした。
 日本経済のバブル終焉を告げた時代の映画だったのであろうか?

 1993年8月29日、コカイン密輸事件で麻薬取締法違反・関税法違反・業務上横領被疑事件で逮捕される。
 1994年、1億円の保釈金で保釈。2000年、最高裁で懲役4年の実刑確定。2001年、東京拘置所に拘置。八王子医療刑務所で服役。2002年、静岡刑務所に移監され、2004年に仮出所した。

 2005年からは映画製作に復帰。 復帰第一作である「男たちの大和」こそ大ヒットとなったものの、以降の作品は興行収入では苦戦したらしい。
 そして、2009年11月14日。 1997年の『時をかける少女』以来11年ぶりの監督作品「笑う警官」を公開。「動員が150万人を超えなかったら映画を辞める」と東映側と約束している。しかし実際の興行成績は3億円弱、観客動員数は10万人に満たなかったと言われている。

 大風呂敷がほころび破れ千切れてしまったのである。

 元々、原作・佐々木譲氏の同名小説は角川春樹に「マルティン・ベックのような警察小説を書きませんか」と誘われたのが執筆動機で、北海道警裏金事件にインスピレーションを得て書かれた作品でした。

 オイラの好きな作家であり、第二次大戦三部作・蝦夷地三部作他も読んでおり、警官シリーズのデビュー作でした。
 もちろん、「笑う警官」の映画も当然見ており、2009.11.20に書きました。

 映画や小説も好きですが「やっぱり人が好き」の野次馬覗きが大好きです。



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