谷中の全生庵に「三遊亭圓朝無舌居士」が眠っております。
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 圓朝師匠を偲び落語が開かれましたので、落語好きな渋谷・芙蓉姫を誘って、聴きに行って来ました。
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 金原亭馬玉の圓朝作『にゅう』や歌川二三子の『塩原多助』他の演歌ショーがあったりで150人ほどの満員で盛り上がりました。

 そして、圓朝が明治11年に発表した『塩原多助一代記 その4』を金原亭馬生(きんげんていばしょう)師匠が語り出しました。
 この物語は実在の塩原太助をモデルにした立身出世物語で圓朝師匠が群馬や栃木など自ら歩いて調べ創作した長編です。
 明治24年、井上馨邸において、圓朝自身により明治天皇の前で口演されたり、尋常小学校用・修身にも採用されたりと戦前では有名な人物物語です。
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 実は演目中、オイラはウトウト寝てしまったのだ。
 その昔、談志師匠が寝ている客に「出て行け」と怒鳴ったことがありました。
 確かに、侮礼・失礼ではありますが眠気に襲われたんですから、災難なのです。 こればかりは防ぎようがありません。未熟者?えぇ名もなき市井の無学者ですので・・・
 「何をゴチャゴチャ抜かしとる。拙者が本当に眠らせてやる。刀を持てーぃ」
 で、目が覚めました。 ここは山岡鉄舟ゆかりの寺でした。  テケテンテンテーン


   OMAKE  炭団行火(たどんあんか)
 寒くなりましたね。  みなさん、風邪などひかぬよう気をつけましょう。
 朝晩の冷え込みに寝る時には足元に暖房が欲しくなりますね。
 “炭団行火”と聞いて懐かしさを思い出しませんか?
 この炭の粉を丸めた炭団を考案したのが塩原多助さんなのでありました。
 炭焼き後のやっかいもの捨てられるカス炭をリサイクルエコとして利用するなんぞ、やっぱり商才いえエコロシストで財をなすなんて、目の付け処が違いますね。
 現代の教科書に載ってもおかしくない人物です。 ですが炭団を知らない子供たちには理解できないか?
 「温故知新」なんて言葉も時代に取り残されてしまいましたね。



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