2015.12.03  手玉に取る
 名画・絵画を扱った映画「黄金のアデーレ/名画の帰還」と「ミケランジェロ・プロジェクト」が公開されてます。

 「黄金のアデーレ/名画の帰還」  ナチスに奪われた世界的に有名なグスタフ・クリムトの名画を取り戻すため、オーストリア政府を相手に返還訴訟を起こした女性の実話を基に描いた人間ドラマ。
 「ミケランジェロ・プロジェクト」  第2次世界大戦末期を背景に、ナチスドイツに奪われた美術品を取り戻す命令を下された者たちの姿を活写していく。

 どちらもおもしろそうですがオイラは「美術館を手玉にとった男」なるドキュメンタリー映画を観てきました。
   

 全米46カ所の美術館を30年にわたって騙し続けた贋作作家マーク・ランディスを描いたドキュメンタリー。2011年、アメリカ各地の美術館に展示されていた数々の名作が、ある男が造ったニセモノだったことが判明した。このセンセーショナルな事件に全米のメディアは騒然となりFBIも捜査に乗り出すが、その男マーク・ランディスがすべての作品を無償で寄贈していたため、罪に問われることはなかった。美術界に造詣の深いジェニファー・グラウスマン監督とサム・カルマン監督が謎の男ランディスの素顔に迫り、ランディス本人や事件に関わった人々の姿を通して社会の歪みを浮かび上がらせていく。

 作り物のドラマのような緊張感はありませんでしたがドキュメンタリーらしい丁寧な考察を積み重ね、ランディスの動機や目的を推察してゆきます。 実におもしろい。
 そして、騙しには違いないが金銭を詐欺したわけではないので「無罪」とはアッパレではないだろうか。

 

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