2016.02.19  鷹井伶?
 本屋で「雪の殿様」著・鷹井伶がオイラの目に飛び込んできた。

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 雪の殿様とは幕末古河藩藩主の土井利位(どいとしつら)のことである。
  オイラブログ  2011.02.28  『雪のお殿様』 WHO?
            2011.04.25  友と古河散歩   他。
 家老・鷹見泉石『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』を思い出しました。

 「若き日の奉行としての活躍を描く」の帯から伝記と思いきや単なるお手軽事件解決小説でした。

 縁切寺・東慶寺に飛び込んだ女。仲睦まじい夫婦であったが過去を脅され事件に巻き込まれ仏門に入る決意をするが一転ハッピーエンドに終わる。
 ・・・なんだかナー こんな筋書き解決ではねー  と人様の苦労努力にケチをつけるつもりはないがヒネリがほしかった。

 とは云え、「時代劇好きが高じて、小説家になってしまいました。」と自身を語るように、史実に隠れた奥方の名を調べ「於鏡」を突きとめた。 また、江戸から鎌倉への移動に品川から六浦まで定期船を利用したりと随所に江戸末らしい考察がさりげなく書かれているのに感心しました。

 二部? 後半は大奥の似顔絵春画が発端となります。
 隠れキリシタンや飛び地藩領までも飛び出し拡大した権力争いが単純にお手を拝借と丸く収まります。
 ・・・ふたたび、ナンダカナー オイラにとっては突っ込み所満載でした。

 まして、タイトル「雪の殿様」はどこへいった? 「日本で初めて雪の結晶を見た男」の経歴等も書かれているが『雪』への執念執着が薄いのが残念であった。

 作者の鷹井伶WHO? と検索し始めたら、Wikipediaにはなく、さらに調べたら「陽だまりが好き☆鷹井伶ブログ」にぶち当たりました。 更に・・・「嫌いなタイプは?:良識のない人、詮索好きな人」だってさー
 まぁ、会うことの無い人ですが嫌われてもなー と退散しましょうか。


 
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