2016.06.10  魚偏に占う
 ナマズを獲ろうとする漁師の日本画が国宝に指定されてます。

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 如拙(じょせつ・南北朝時代から室町時代中期の画僧)が描いた『瓢鮎図(ひょうねんず)』です。
 たかが「ナ・マ・ズ」ですよ。 でもね、室町幕府将軍足利義持の命により、ひょうたんでナマズを押さえるという禅の公案を描いたものとなると国宝に指定されていても納得です。
 その上、大岳周崇の序と玉畹梵芳など31人の禅僧による画賛がある。に至っては、公案や画賛など聞きなれない言葉や偉いであろう坊さんが書き綴った1枚の画はまさに国宝とシロウトオイラは平伏します。

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 公案を「言葉遊び」と云えばそれまでですが、どんな答案怪答が書いてるのでしょうか?
 所有する退蔵院のHPにはー
 『瓢箪で鮎を押さえつけるとは、なかなかうまいやり方だ。もっとうまくやろうなら、瓢箪に油をぬっておくがよい』(周宗)   『瓢箪でおさえた鮎でもって、吸い物を作ろう。ご飯がなけりゃ、砂でもすくって炊こうではないか。』(梵芳)
 ほかの人は? とネットサーフィンしてみますわ。


   OMAKE  「鮎」?
 『瓢鮎図(ひょうねんず)』の「鮎」の魚偏に占うは日本語では「アユ」ですが中国では「ナマズ」だそうだ。 ちなみに日本語のナマズは魚偏に念ずるで「鯰」 アンタが暴れて地震が起きないように念ずるから「鯰」になったのであろうか・・・

 6月になり、鮎の川釣りも解禁になりましたね。 今夜は養殖鮎の塩焼きでも食べたいナー



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