マン丸を無理やり四角くしたり、ハート型だったりピラミット形だったりと観賞用だそうだ。 黒い表皮にダイナマイトだデンスケだと称して物珍しさを売り物にしています。

 そう夏を代表する“西瓜(スイカ)”も店頭から消え始めました。
 そのスイカと利休さんにこんな逸話が残ってます。

 ある人が利休を招いた時、西瓜に砂糖をかけて出したところ、利休は砂糖のない所のみを食べて帰り、門人たちに笑いながらこう語った。「かの人は人を饗応する心がわかっていない。西瓜に砂糖をかけて出したが、西瓜には西瓜の味があるのだ。茶人にふさわしくないふるまいだ」。

 わび茶(草庵の茶)の完成者として知られる千利休ならではの逸話のひとつとして伝えられてます。

 だが、しかし。 しかしなのだ。
 招いた側の飛喜百翁(ひきひゃくおう)も只の凡人ではなかったと云うことです。
 当時、スイカはまだ珍しく珍味であり、貴重なスイカにやはりその頃は貴重品だった砂糖をかけて出したのは中国伝来の最高のもてなしをしたのであった。
 さらに、そこには。 「宗易よ、時代に先駈け利を手にしているが権力者(砂糖)があってのお主であることを知れ」のメッセージが隠されていたのである。
  しかし、利休は砂糖がかかっていない部分だけを食べるとさっさと帰ってしまったのである。さらに、「スイカにはスイカの味があるのに、砂糖をかけてしまうとは…」と言ってしまったのだ。

 そう、この古式に則った饗宴を否定する利休は己の美学を追及するが故に「切腹」という自己完結で人生を昇華させてしまうのです。


 時代のウネリに身を置いて、「何を想う」
 しばし、数時間。 ネットサーフィンを楽しみました。



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