1980年公開の「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」を借りてきました。
 父の仇であるはずのベイダーから、「私がお前の父親だ。」と衝撃の事実を知らされたルークは、絶望のあまり絶叫する。ベイダーは「お前ならやがて皇帝(ダース・シディアス)すら倒せる。仲間になれ。さすれば、銀河系を父と子で共に統治することができる」とルークをフォースの暗黒面(ダークサイド)に誘惑するが、これまで信じてきた全てを打ち砕かれ、絶望に支配されたルークには・・・

 と、相変わらずの唐突なるどんでん返しのアメリカンコミックらしいエピソードが繰り広げられておりました。

 1983年公開の「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」を引き続き見ました。 
 ルークは強靭な意志で自分の中に沸きあがろうとした暗黒面の感情を克服すると、自ら自身のライトセーバーを投げ捨て「あなたの負けだ皇帝。僕はダークサイドには堕ちない」と皇帝の甘言を拒絶し、「僕はジェダイだ。かつて父がそうであったように…」との言葉を突き付ける。その姿はかつて皇帝に唆されるままに無力化したドゥークー伯爵を葬った若き日のベイダーとは違う、まさしくジェダイの騎士としての言葉であった。暗黒面に引き込めないルークは脅威以外の何者でもないと、皇帝はフォース・ライトニングを浴びせかける。憎しみや闘いというフォースの暗黒面につながる事を放棄したルークは、なす術も無く皇帝から一方的に攻撃を受け見る見る衰弱していくが、その最中も父であるベイダーの良心に必死に呼びかけ続ける。フォースの暗黒面の誘惑と甘言に負け、メイス・ウィンドゥらジェダイを裏切った若き日の自分とは全く違う、ルークの確固たる意志を示した騎士としての決断と、父の良心を信じる必死の叫びが、ついにベイダーの心を強く打ち抜き、その善なる魂を呼び戻す。ベイダーは捨て身の覚悟で皇帝を抱え上げると、皇帝の必死の電撃で自身の生命維持装置を破壊されるのも構わず、デス・スターの反応炉に続く中央動力ケーブル坑に投げ落とし、遂に皇帝を葬り去る。「クローン戦争」以来続いた銀河大戦はこれによって終止符が打たれ、ベイダーはフォースの暗黒面に囚われた「シスの暗黒卿」から「ジェダイの騎士」へと帰還する。だが「アナキン・スカイウォーカー」へ戻ったベイダーの身体は、皇帝が最後の抵抗に放った電撃で瀕死の重傷を負っていた。ルークは善なるジェダイの騎士としての心を取り戻した父の願いでベイダーの黒いマスクを外すと、戦傷と火傷で傷付いた素顔で息子の顔を見ることが出来たアナキンは、自身が間違っていたことを娘へも告げるように頼み、満ち足りた様子の穏やかな表情で息を引き取った。ルークは打ちひしがれながらも、父をもう孤独にさせまいという一心で、その亡骸とともに、インペリアル・シャトルで崩壊するデス・スターから脱出した。

 と、映画の一部のみをピックアップして書きましたが、壮大な「遠い昔、遥か彼方の銀河系」の物語は親子愛と人の心に潜む善悪の戦いを描いているのであった。



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