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2019.10.17  黄金の島
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 真保 裕一 (著) 『黄金の島』 上下巻
 1998年10月3日号から2000年8月12日号の「週刊現代」に連載。

 元船員りヤクザ・坂口修司は、組の兄貴分の罠で対立組織との抗争に巻き込まれ、命を狙われる身となり、日本を追われベトナムへとたどり着いた。そこで黄金の国・日本へ渡ることを夢見るシクロ乗りの若者と出会った。町を牛耳る顔役や悪徳警官らと対立しながらも夢の実現のために生きていく彼らの姿に感心する反面、あまりにもその夢が現実離れしていることに修司は苛立ちを覚えていった。だが、ベトナムでも狙われる立場となり、自らの望郷の念も重なった修司は、ベトナムの若者数名と共に密航し、日本に戻ることを決意するが、追っ手はすぐそこに迫る。果たして修司とベトナムの若者達は無事に日本へ辿り着けるのか? そして日本では何が待ち受けるのか?

 あのギラギラした熱い時代は何だったのか? 懐かしい。

 半世紀前。
 クーラーの無い四畳半、当然トイレ風呂のないアパートでジャニスジョプリンやローリングストーンズを大音量で聞きながらのFUCK。白ヘルに角材を持ちシュプレヒコール。
 一条の光が三角プリズムによって屈折した時代だった。

     

 深夜ラジオから森田童子が流れ出したころ、青春が死んだ。




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